加齢臭とは、中高年になると発する独特の臭いのことです。
普通の体臭とは違い、汗臭くもありません。
これは圧倒的に男性の方が多いですが、女性でも同じように加齢臭を発してしまうことがあります。
加齢臭の原因となっているのは、今までの生活習慣や肝機能からくる臭いだと言われています。
高血圧だったり不摂生が原因でもあると言われていることから、長年の生活からくるものだと考えられています。
そしてその加齢臭の臭いのもととなるのが「ノネナール」という物質です。
人間は体全体から汗をかきますが、汗をかく汗腺の近くにある皮脂腺からでたものが酸化した物質です。
つまり加齢臭の対策をしようと思うのであれば、体を清潔にするしかありません。
清潔にし、皮脂腺からでた汚れを酸化させないことで、加齢臭を予防することができるのです。
できる方法としては、毎日お風呂に入って体をキレイにすることですが、この時ポイントがあります。
特に加齢臭の臭いを発生させるのは首回りと耳の裏だということが分かっています。
この2つの箇所を丁寧に洗うことで、大幅に臭いを消すことができるのです。
まず石鹸をつけて、首回りと耳の裏を重点的に洗いましょう。
ワイシャツなどを着ると首回りが汚れやすいですが、首回りは皮脂がでやすいので清潔にしましょう。
しかしいくら夜にキレイにしても、時間がたってしまえばまた皮脂がでてきてしまいます。
しっかり対策しようと思いのなら、朝や昼にも体拭きシートなんかで拭くと効果的です。
寝ている時はたくさんの汗をかきますし、仕事をしている間にも汗はかきますから、小まめに拭くことが大事です。
人前ではしにくいので拭き取りシートを持っていき、トイレで済ませると良いでしょう。
加齢臭は今までの生活からくることが多いので、その元をたつのはなかなか大変です。
まずは清潔にし、特に首回りや耳の裏を小まめに拭くことで対策となるので、気になっている方には簡単なのでオススメです。
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